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1月消費者物価、3.2%上昇=コメ最大、総合2年ぶり4%台―総務省

時事通信社
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倉庫内に積み上げられた政府の備蓄米
〔写真説明〕倉庫内に積み上げられた政府の備蓄米=18日、埼玉県内(時事通信社)

 総務省が21日発表した1月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が109.8と、前年同月比3.2%上昇した。1年7カ月ぶりの高い伸びで、米類の上昇率は70.9%と過去最大を更新した。野菜の高騰などが影響し、生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数も4.0%上昇と、2年ぶりの高さとなった。

 生鮮食品を除く食料は5.1%プラス。米類は需給の引き締まりに加え、生産コストが上乗せされ、上昇率は4カ月連続で過去最大となった。生鮮食品は21.9%プラスで、04年11月以来の高い伸び。昨夏の猛暑などが響き、キャベツの上昇率は3倍、白菜は2倍に達した。

 エネルギー全体の伸びは10.8%(前月は10.1%)。上昇幅は、電気代と都市ガス代はやや縮小した一方、政府の補助金縮小が響きガソリンは3.9%(同0.7%)、灯油は6.3%(同1.8%)と、それぞれ大幅に拡大した。

 生鮮食品を除く総合指数は41カ月連続の上昇。このほか生鮮食品とエネルギーを除く総合指数も2.5%上昇した。  

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