オークワ、第3四半期決算は利益大幅減
オークワ(和歌山県)が12月27日に発表した2025年2月期第3四半期決算(連結2024年2月21日~11月20日)は、営業収益が前年同期比0.6%増の1,837億2,700万円、営業利益が89.3%減の1億2,700万円、経常利益が85.0%減の1億9,800万円となり、大幅に利益が減少した。
第3四半期連結累計期間は、「スーパーセンター知多店」と「西大和店」の2店舗の新規出店に加え、オークワ初のデリカ&ベーカリー専門店「ANDDELICA谷町店」をオープン。連結子会社では、外食のオークフーズが客数の増加、人員不足の解消などにより増収増益となったが、農産物などの加工・配送を担うサンライズが、配送収入は増加したが、諸経費の増加で減益を喫した。
連結売上高は8億4,300万円増(0.5%増)にとどまったことに加え、売上原価が10億1,100万円増えたことで、売上総利益は1億6,800万円減少。営業収入は2億4,800万円増えたが、売上総利益が減少したことから、営業総利益は8,000万円増にとどまった。一方、販管費は11億4,500万円増加。営業利益を10億6,600万円減らすこととなった。
2025年2月期の連結業績については、営業収益で2.7%増の2,540億円、営業利益で15.2%減の24億5,000万円、経常利益で19.3%減の25億円、当期純利益で45.0%減の5億5,000万円を予想し、厳しい決算を見通した。