Genky DrugStores、第1四半期決算は売上高・利益とも堅調
Genky DrugStores(福井県)が10月28日に発表した2025年6月期第1四半期決算(連結2024年6月21日~9月20日)は、売上高が前年同期比6.8%増の500億5,000万円、営業利益が12.8%増の22億7,200万円、経常利益は10.1%増の23億円となり、増収・2ケタ増益を達成した。
第1四半期は、生鮮食品・日配品などのディリーフーズ強化が集客につながり、客数が前年同期比2.6%増、客単価は0.9%増で推移。1点単価は仕入価格高騰に伴う店頭売価上昇で2.2%増、顧客の節約志向が強まったことから買上点数は1.3%減となったが、EDLP政策の浸透によって、既存店売上高は、計画比では0.7ポイント低かったものの、3.5%増と堅調に推移した。
売上総利益は7億5,600万円増えて101億300万円。売上総利益率については、廃棄ロス抑制やリベートなどの寄与もあって、食品・非食品ともに改善。計画を0.2ポイント、前年実績を0.3ポイント上回る20.2%まで高めた。
販管費は、人件費の増加をカテゴリー納品やセルフレジの随時導入による作業軽減で抑制。猛暑の影響を受けて電気代は計画を7,000万円ほど上回ったが、全体で4億9,900万円増の78億3,000万円にとどめ、営業利益は2億5,700万円増加した。
2025年6月期の連結業績については、売上高で9.3%増の2,020億円、営業利益で10.9%増の100億円、経常利益で10.3%増の102億2,000万円を計画。売上高2,000億円超、営業・経常利益100億円超達成に向け、企業を挙げて取り組んでいく。