5月消費者物価、2.5%上昇=電気代アップ響く―総務省
総務省が21日発表した5月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が107.5と、前年同月比2.5%上昇した。上昇は33カ月連続。電気代が2桁増となったことが響き、4月と比べ物価の伸びが加速した。
電気代の上昇率は前年同月比14.7%で、再生可能エネルギー普及のため電気料金に上乗せしている賦課金の引き上げが主因。電気代を含むエネルギー価格全体は7.2%上昇した。外国パック旅行費は67.4%増の大幅高となった。