イオン九州(福岡市)は、福岡市が実施している「食用油の回収」の取り組みに賛同し、市内の「イオン」4店舗に回収ボックスを設置して家庭から出る食用油の回収を、5月18日より開始する。
福岡市では、ごみの減量および脱炭素社会を推進するために市内の公共施設9箇所で家庭系食用油を回収し、カーボンニュートラルなバイオディーゼル燃料(BDF)へリサイクルしている。今回、福岡市と同社が連携し、利便性の良い「イオン」4店舗に新たに回収ボックスを設置する。
回収する油は常温で液体の植物系の油で、サラダ油、ごま油、オリーブオイル、ひまわり油、大豆油などが対象となる。
常温で固形の植物系油(パーム油、ココナツ油など)、動物系の油(バター、ラードなど)、事業用の油(飲食店から出る油など)、食品との混合油(ドレッシング、ラー油など)は対象外となる。
回収した油は、バイオディーゼル燃料(BDF)に再生され、トラックなどで利用される。軽油の代替燃料としてバイオディーゼル燃料(BDF)を使用すると、1リットルあたり2.62kgのCO2削減につながるという。
【概要】
開始日:2024年5月18日(土)
回収店舗:福岡市内の「イオン」4店舗
●イオンモール香椎浜1階 イオン食品側入口A(福岡市東区香椎浜3-12-1)
●イオンマリナタウン店 1階 ベルトエスカレーターホール
(福岡市西区豊浜3-1-10)
●イオンモール福岡伊都 1階 イオン正面入り口B(福岡市西区北原1-2-1)
●イオンショッパーズ福岡店 地下1階 踊り場 リサイクルボックス配置スペース
(福岡市中央区天神4-4-11)