上新電機 物流の「2024年問題」に向けた物流改善策を発表、スワップ輸送・ドライバー交代方式など導入

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上新電機
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 関西・東海・関東を中心に、家電専門店「Joshin(ジョーシン)」を展開する上新電機(大阪府)は4月1日、物流の「2024年問題」に向けた対応について発表した。

 同社グループは、関東地区の東京物流センターをフル稼働し、関西地区の関西茨木物流センターとの2拠点体制を構築。ドライバー不足による輸送能力低下への対応として、店舗配送ルートおよび配送回数を見直す。

 また、2024年4月以降、コンテナを積み替えるスワップ輸送およびドライバー交代方式を導入し、中部地区を拠点とした中継輸送を開始する。

 さらに、待機時間を含めたドライバー拘束時間の削減への取り組みとして、バース管理システム(納品予約システム)の導入によるトラック納品待ち時間の短縮や伝票のペーパーレス化を推進。6月より関東地区物流拠点の東京物流センターにおいて、EC出荷を開始するなど輸送距離の短縮を図る。

 同社は、これらの取組みにより、物流の「2024年問題」に起因するドライバーの労働力不足の解消と、物流の適正化・生産性向上に貢献していくとしている。

上新電機が2024年4月以降導入する、コンテナを積み替えるスワップ輸送およびドライバー交代方式の例
2024年4月以降導入する、コンテナを積み替えるスワップ輸送およびドライバー交代方式(上新電機 ニュースリリースより)

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