名古屋の百貨店、2月の売上高16%増=春節でインバウンド消費が伸長

時事通信社
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名古屋市の百貨店
(i-stock/Nirad)

 名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が1日発表した2024年2月の売上高(速報)は、合計で前年同月比16.7%増の355億円だった。春節によるインバウンド消費でラグジュアリーブランドが伸長した。またうるう日によって営業日が1日増加し売り上げを伸ばした。

 ジェイアール名古屋高島屋は20.1%増の165億円、松坂屋名古屋店は14.3%増の99億円、名古屋三越(2店)は13.8%増の63億円、名鉄百貨店の本店は13.7%増の27億円だった。 

 ジェイアール名古屋高島屋は、バレンタイン催事の来店客数が80万人以上で過去最高の売り上げを更新した。また、花粉の飛散により空気清浄機の売り上げが2倍以上だった。松坂屋名古屋店では、暖冬による春物衣料雑貨が好調に推移した。

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