オークワ 第3四半期は収益・利益とも苦戦
オークワが12月27日に発表した2024年2月期第3四半期決算(連結2月21日~11月20日)の営業収益は前年同期比0.6%増の1,826億円、営業利益は11.9%減の12億円と苦戦を強いられた。
第3四半期連結累計期間は、上期に引き続き、商勢圏でのシェアアップを実現するため、4つの業態の再構築、コスト削減に向けた業務効率化、多様化する顧客ニーズへの対応など、変化するライフスタイルに応える商品・サービスの提供に取り組んだ。
新規出店は上期4月に2店舗をオープンし、既存店1店舗を6月に改装して活性化を図ったが、連結子会社の外食オークフーズが減収減益。一方、農産物などの加工・配送を担うサンライズは、業務改善が進んで微増収増益に転じた。
営業収入を除いた売上高は0.6%増の1,735億円、販管費は0.2%減の559億円となったものの、売上総利益が約0.8%減の480億円と低迷したことが2ケタの営業減益を招いた。