〔海外決算〕米ターゲット、業績見通しが予想上回る=8~10月期は減収増益
【ニューヨーク時事】米小売り大手ターゲットが15日発表した11月~来年1月期(第4四半期)の業績見通しは、調整後の1株当たり利益が1.90~2.60ドルで、市場予想を上回った。販売は引き続き低調な見通しだが、サプライチェーン(供給網)関連コストの高騰が和らいできたことや、在庫調整が寄与すると予想している。
8~10月期(第3四半期)は減収増益。売上高、1株利益ともに市場予想を上回った。物価高騰を背景に生活必需品以外の消費が落ち込んだ。ただ、5~7月期よりも改善したという。
◇ターゲット(TGT)決算の概要
23年8~10月 前年同期
売上高 25,398 26,518
純利益 971 712 1
株利益 2.10 1.54
(注)売上高と純利益の単位は100万ドル、1株利益は調整後、ドル。