【ニューヨーク時事】米小売り大手ターゲットが16日発表した2023年5~7月期(第2四半期)決算は、売上高が前年同期比約5%減だったが、コスト抑制が奏功し純利益は約4.5倍となった。
既存店売上高は5.4%減(前期は横ばい)。LGBTなど性的少数者の啓発を行う6月の「プライド月間」用の一部商品撤去を迫られるなど、消費者の反発を招いた問題も売上高に影響を及ぼしたもようだ。
通期の業績予想については、1株当たりの実質利益を7.00~8.00ドルと、従来見通し(7.75~8.75ドル)から下方修正した。