デジタル庁は27日、コンビニエンスストアなどの業界団体である日本フランチャイズチェーン協会とマイナンバーカードの活用推進に関する協定を締結した。事前にマイナカードを読み取って年齢情報を登録し、コンビニのセルフレジにかざせば酒やたばこを購入できるスマートフォンアプリの開発を進める。
一部のコンビニ店舗では、マイナカードを直接読み取って年齢確認するセルフレジを試験導入している。しかし、読み取り機器が高額なことが普及の課題となっている。年齢確認済みのアプリでバーコードなどを表示する方式にすれば、既存の読み取り機を活用できる。アプリは、コンビニ業界が共通で利用できる形式を想定している。
コンビニから災害避難所への支援物資の供給時にカードを活用することも検討する。