イオン九州(福岡県)は5月29日、福岡銀行(福岡県)、凸版印刷(東京都)らが共同の運営事務局として、九州エリアにおける流通小売業のサステナビリティ推進を目的に、地区の賛同する11社で、「九州流通サステナビリティサロン」を設立した。
正会員はイオン九州のほか、エレナ、サンリブ、トキハインダストリー、トライアル、西鉄ストア、ハローデイ、丸髙商事、ミスターマックスが名を連ねている。
同サロンではテーマごとに分科会を設立、活動を行っていく。2023年6月より「サステナブル共同販促」「脱炭素実証実験」の2つの分科会を立ち上げる予定だ。「サステナブル共同販促」は凸版印刷が幹事となり実施、各社で選定したサステナブル商品を共通の販促ツールを用いて展開し、サステナブル商品とその背景や社会的役割を訴求する。「脱炭素実証実験」は福岡銀行が幹事となり、流通業界における脱炭素の課題抽出や排出削減に向けて有効な要素の検証をめざす。