名古屋の百貨店、1月の売上高18%増=防寒アイテム、食料品がけん引

時事通信社
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名古屋市の百貨店
名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が1日発表した2023年1月の売上高(速報)は、合計で前年同月比18.6%増の356億3800万円だった。(i-stock/Nirad)

 名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が1日発表した2023年1月の売上高(速報)は、合計で前年同月比18.6%増の356億3800万円だった。マフラーや帽子など防寒雑貨や衣料が好調に推移しているほか、一部店舗ではバレンタイン催事の開催により食料品の売り上げが伸びた。

 ジェイアール名古屋高島屋は23.3%増の157億3800万円、松坂屋名古屋店は22%増の106億円、名古屋三越(2店)は8%増の65億9100万円、名鉄百貨店の本店は8.5%増の27億0900万円だった。

 名鉄百貨店本店の売上高は、新型コロナウイルス感染拡大前の20年同月比では約2割減だった。同店の担当者は「高額品は好調で、食料品もコロナ前の水準に回復している。ただ、衣料品が苦戦している」と話した。

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