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11月消費者物価、3.7%上昇=41年ぶりの伸び―総務省

総務省の看板
〔写真説明〕総務省の看板(時事通信社)

 総務省が23日発表した11月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が103.8と、前年同月比3.7%上昇した。原材料やエネルギー価格の高騰が要因。上昇は15カ月連続で、伸び率は第2次石油危機による物価高が続いていた1981年12月以来、40年11カ月ぶりの大きさ。

 項目別では、生鮮食品を除く食料が6.8%上昇と、10月の伸び率(5.9%)を上回った。エネルギーは13.3%上昇。このうち都市ガス代は28.9%上昇、電気代も20.1%上昇と大幅な値上がりが続いている。一方、ガソリンは1.0%下落と1年9カ月ぶりにマイナスに転じた。