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名古屋の百貨店、10月の売上高11%増=秋冬用衣類好調

名古屋市の百貨店
名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が1日発表した2022年10月の売上高(速報)は、合計で前年同月比11.7%増の346億4900万円だった。(i-stock/Nirad)

 名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が1日発表した2022年10月の売上高(速報)は、合計で前年同月比11.7%増の346億4900万円だった。気温の低下に伴い、アウターなど秋冬用の衣類品が好調に推移した。

 ジェイアール名古屋高島屋は17.4%増の152億8200万円だった。松坂屋名古屋店は12.6%増の101億2700万円、名古屋三越(2店)は3.9%増の65億3100万円、名鉄百貨店の本店は0.1%増の27億900万円だった。

 名古屋高島屋、松坂屋名古屋店、名古屋三越は、新型コロナ禍前の2019年同月の売上高を上回った。一方、名鉄百貨店の本店は売上高が19年同月比15.8%減で、担当者は「高額品を購入するインバウンド(訪日外国人旅行者)が戻り切ってない」と説明した。