ドラッグストアのゲンキーを展開するGenky DrugStores(福井県坂井市)が発表した2017年7~12月期の連結業績は、売上高が前年同期比14.5%増の466億円、営業利益が2.6%増の19億円だった。期初予想では売上高478億円、営業利益21億円を見込んでいたが、想定を下回った。同業他社の積極出店やインターネット販売の拡大などの影響を受けた。
既存店売上高は1.6%増と前年実績を上回った。300坪(約1000平方メートル)タイプの新店を北陸と東海で16店舗出店する一方、3店舗を閉鎖、期末店舗数は205店舗となった。
Genky DrugStoresは純粋持ち株会社として17年12月に設立、ゲンキーに代わって東証1部に上場した。持ち株会社制への移行により、M&Aによる他業態の取り込みなどを狙う。
18年6月期通期の連結業績は、売上高が前期比23.5%増の1030億円、営業利益が19.5%増の46億円と従来予想を据え置いた。