イオン九州は７月29日、福岡県大野城市に「イオン乙金ショッピングセンター（SC）」をオープンする。乙金地区は30～40代のファミリー層の比率が福岡県平均より4.9ポイント高いため、子育てファミリーを主なターゲットに想定したSCを開発した。
約３万6900平方メートルの敷地は、南街区と北街区に分けられ、南街区（約２万3400平方メートル）にはだれでも利用できる1600平方メートルの公園を設置する。公園は建物内のフードコート、書店と一体となるよう設計されており、子育て世代がゆっくり過ごせるコミュニティ施設として利用してもらう。SC内には保育施設「イオンゆめみらい保育園」を開設、SCの従業員のほか、地域住民も利用できる。
核店舗となる「イオン」の直営面積は2590平方メートル。専門店面積は南街区と北街区を合わせて約7500平方メートルで、スポーツ用品の「スポーツオーソリティ」、靴専門「ABCマート」、ペット用品の「ペッツメイト」のほか、診療所、調剤薬局、子供向け英会話教室など49のテナントが入る。