【RIZAP】カジュアル衣料のジーンズメイトを子会社化
トレーニングジム「RIZAP」を運営するRIZAPグループ（東京都新宿区）は、東証1部上場のカジュアル衣料専門店、ジーンズメイト（東京都渋谷区）を子会社化する。
株式公開買い付け（TOB）でジーンズメイト創業者の西脇健司氏やその親族などから発行済み株式の52.62％を買い取る。ジーンズメイトが実施する第三者割当増資の引き受けなどと合わせて、63.99％以上を取得する。TOBの実施期間は1月17日から２月13日まで。
RIZAPグループは2012年以降、マタニティウエア製造のエンジェリーベ、婦人服製造・販売の馬里邑、インターネット通販の夢展望などを相次いで子会社化しており、ジーンズメイト買収でアパレル事業を強化する。
一方、100店舗弱を運営するジーンズメイトは17年２月期に２期連続での営業赤字を見込むなど業績低迷が続いており、RIZAPの傘下に入ることで立て直しを図る。
RIZAPの17年３月期連結決算（国際会計基準）は、売上高に当たる売上収益が1000億円、営業利益は101億円を見込んでいる。
