【消費者物価】 ４月は0.3％減、２ヵ月連続のマイナス
総務省が発表した４月の全国消費者物価指数（2010年=100）は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合（コア指数）が102.9と前年同月比で0.3％下落した。３月も0.3％の下落で５ヵ月ぶりのマイナスだったが、電気代やガソリン代の値下がりが続き２ヵ月連続のマイナスとなった。食料とエネルギーを除く総合は0.7％の上昇だった。
生鮮食品は0.2％の上昇、生鮮食品を除く食料は1.5％の上昇だった。メーカーによる値上げの影響などで菓子類が4.1％、そのうちチョコレートが15.5％上昇した。
全国指数の先行指標となる東京都区部の５月の消費者物価指数（中旬速報値）はコア指数が101.7と0.5％下落した。マイナスは５ヵ月連続となった。