【外食売上高】 ファミレスが35ヵ月ぶりのマイナスに

2016/04/27 00:00
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 日本フードサービス協会が発表した3月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比1.8%増となり、4ヵ月連続で前年実績を上回った。

 

 一方、業態別ではこれまで堅調だったファミリーレストランが夕食時間帯を中心に振るわず、1.2%減と35ヵ月ぶりに前年を下回った。ファミレスのうち「洋風」「和風」「中華」はいずれもマイナスだったが、春休みのファミリー需要などを取り込んだ「焼き肉」は6.0%増と好調を維持した。

 

 ファーストフード業態は5.4%増と4ヵ月連続のプラス。日本マクドナルドが異物混入問題などの影響から回復し、「洋風」が10.8%増となったことが大きい。「和風」「麺類」も前年を上回ったが、「持ち帰り米飯・回転寿司」は店舗数減少などが響いて2.6%減だった。

 

 そのほかパブ・居酒屋は0.6%増、ディナーレストランは4.5%増、喫茶は横ばいだった。

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