【セブン&アイ】 鈴木会長・村田社長が退任、後任社長は井阪氏

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 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は4月19日開催の取締役会で、鈴木敏文会長(83歳)と村田紀敏社長(72歳)の退任と、後任社長にセブン-イレブン・ジャパン社長でセブン&アイHD取締役の井阪隆一氏(58歳)が昇格する人事を内定した。5月26日開催予定の株主総会後に正式決定する。

 また、取締役常務執行役員で最高管理責任者(CAO)、秘書室長、情報管理室長を兼ねる後藤克弘氏(62歳)が代表権のある副社長に昇格し、管理部門とオムニチャネルを管掌することも決めた。

 セブン&アイでは、井阪氏をセブンイレブン社長から退任させる人事をめぐって取締役会の意見が割れ、この人事案を主導した鈴木会長が4月7日に退任を表明していた。

 鈴木会長と村田社長を除く取締役は昇格する2人を含めて全員留任する。鈴木会長の次男の鈴木康弘氏(51歳)と伊藤雅俊名誉会長の次男の伊藤順朗氏(57歳)も取締役に残った。康弘氏は執行役員最高情報責任者(CIO)から同システム・CI・オムニチャネル顧客情報管掌に肩書きが代わり、順朗氏は執行役員CSR統括部シニアオフィサーのままグループ関係会社管掌を兼務する。

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