阪急阪神HD、インドネシアの商業施設運営会社を子会社化

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 阪急阪神ホールディングス(HD)は9月12日、子会社の阪急阪神不動産を通じてインドネシアの商業施設運営会社を子会社化すると発表した。インドネシア現地法人を通じて、西ジャカルタにある大規模商業施設「セントラルパークモール」を取得する。

 阪急阪神不動産が、セントラルパークモールの区分所有権(15%)を持つCPMアセッツ・インドネシア(CPM社)の株式取得と増資引き受けにより、同社に71.4%を出資する。取得額は281億円。

 増資によってCPM社の資本金額が阪急阪神HDの資本金の10%以上となるため、CPM社は阪急阪神HDの特定子会社になる。

 CPM社は、セントラルパークモールの開発者であるアグン・ポドモロ・ランド(Agung Podomoro Land、APL社)から残り85%の区分所有権を現物出資と売買により取得する。これにより、APL社はCPM社の株式の28.6%を保有することになる。

 阪急阪神HDでは東南アジア諸国連合(ASEAN)地域を中心に海外不動産事業の拡大を目指しており、2019年にはインドネシアのジャカルタ中心業務地区にある複合施設「プラザインドネシアコンプレックス」などを保有・運営する現地事業体に出資した。

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