イズミ、広島市で新型SC着工、カインズやT-SITE
イズミ(広島市)は広島市西区で新しいタイプの大型ショッピングセンター(SC)を着工した。主力のSC「ゆめタウン」は自営の総合スーパーを核店舗とするが、今回着工した「広島西部SCプロジェクト(仮称)」は食品スーパーを核とする。
敷地面積は約5万4800平方メートル、店舗面積は約3万9000平方メートルの規模があり、イズミのほかにカインズ(埼玉県本庄市)が運営するホームセンターと、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(東京都渋谷区)が東京・代官山などで運営して人気となっている大型書店を核とする商業施設「T-SITE」が核店舗として出店する。
総投資額は約247億円で、2017年春の開業を目指す。地下1階・地上5階建ての建物には合計約130店舗のテナントが入る予定。
場所は「’89海と島の博覧会・ひろしま」のメイン会場跡地で、広島南道路の出入路近くに位置し、広島市中心部からのアクセスもいい。
イズミはSC内の食品スーパーを直営で運営するほか、隣接するスペースにフードコートとレストラン、食の専門店をテナントとして入れ、食品関連ゾーンを形成する。