ニトリHD、中国に子会社2社設立、出店を加速
ニトリホールディングスは12月1日、中国に商品供給会社と販売事業会社を設立すると発表した。
商品供給と物流、販売体制を整備し、中国での出店を加速する。12月中に江蘇省太倉市に商品供給会社の「似鳥(太倉)商貿物流公司」(資本金6000万ドル=約72億円)、2016年6月に上海市に販売事業会社の「似鳥(中国)有限公司」(同3000万ドル=約36億円)を設立する予定。いずれも100%出資の子会社で、社長はニトリHDの似鳥昭雄社長が兼務する。
ニトリは11月27日、イオンモールが開発した浙江省杭州市の大型ショッピングセンター内に中国で6店舗目をオープンした。
ニトリの店舗数は今期末で国内386店舗、台湾26店舗、米国5店舗、中国7店舗となる計画だが、2032年に3000店舗、売上高3兆円という長期ビジョンを掲げており、18年2月期中にはベトナムでも新会社を発足させる予定だ。