【ドラッグストア】 9月の売上高は6.0%増の4236億円、食品伸びる

2015/11/12 00:00
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 経済産業省がまとめた9月の商業動態統計速報によると、ドラッグストアの売上高(全店ベース)は前年同月比6.0%増の4236億円だった。前年実績を上回るのは4月以降、6ヵ月連続。4月、5月は消費増税による前年の落ち込みからの反動増で2ケタの伸びを見せていたが、6月以降、徐々に沈静化し、9月の伸び率は前月を2.1ポイント下回った。

 

 商品別では全体の約4分の1を占める食品の売上高が8.3%増の1076億円と高い伸びを見せた。ドラッグストア各社が食品販売を強化していることが背景にあるとみられる。健康食品も8.5%増の144億円だった。OTC(一般用)医薬品は5.3%増の626億円、調剤医薬品は0.7%の微増で286億円だった。インバウンド(訪日外国人)需要が大きいビューティケア(化粧品・小物)が9.7%増の628億円と最も高い伸びを示した。

 

 店舗数は3.3%増の1万3385店だった。

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