【ファストリ】 営業利益は約4割増の913億円、14年9~11月期
ファーストリテイリングが発表した2014年9~11月期の連結業績(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比39.9%増の913億円だった。
主力の国内ユニクロ事業は9月からの気温低下で秋冬物の立ち上がりが好調だったことやヒートテックなどの冬物中核商品の売れ行き好調で、既存店売上高は7.5%の増収。売上総利益率が2.4ポイント改善したこともあって、営業利益は21.3%増の511億円となった。
海外ユニクロ事業は中国と韓国の業績が好調で、営業利益は57.2%増の243億円と計画を上回った。
ジーユーなどのグローバルブランド事業も営業利益が30.4%増の95億円と大きく伸びた。
15年8月期通期では売上高に当たる売上収益が前期比15.7%増の1兆6000億円、営業利益が38.0%増の1800億円を見込む。9~11月期の業績は計画より上振れしているが、為替動向が不透明なことなどもあり従来予想を据え置いた。