【イオン】 福井県に直営農場、来年3月開設、露地野菜を栽培
イオンは2015年3月、福井県あわら市に直営農場を開く。全国では18ヵ所目の直営農場で、北陸では石川県かほく市に次いで2ヵ所目となる。イオン子会社のイオンアグリ創造が運営する。
「福井あわら農場」では約9.6ヘクタールの農地を使って野菜の露地栽培を行う。15年7月からニンジン、16年4月からキャベツとスイートコーンの作付けを始める予定。北陸・東海エリアの総合スーパー「イオン」、食品スーパー「マックスバリュ」の計約50店舗でプライベートブランド「トップバリュ」の野菜として販売する。
イオンは農場開設に先立ち11月27日、あわら市と「農業参入に関する協定書」を結んだ。パート社員として地域から20人程度を雇用するほか、地元農協の選果場を利用するなどして地域農場の活性化に協力する。