【ハードオフ】 ブランドオフの全株式を売却、持分法適用会社

2014/08/18 00:00
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 中古品買い取り・販売のハードオフコーポレーション(新潟県)は8月11日、中古ブランド品販売のブランドオフ(石川県)の全保有株式を売却した。同社はブランドオフに約33%を出資する第2位株主で、ブランドオフを持分法適用会社としていたが、持ち株をすべて手放した。

 

 売却先はブランドオフの安山勉社長の資産管理会社で、売却額は5億5000万円。これに伴い、ハードオフは売却益として約1億1000万円を特別利益に計上、2015年3月期の純利益は従来予想を8000万円上回る11億8000万円となる見込みだ。

 

 ハードオフとブランドオフは2009年12月に資本・業務提携、両社のノウハウ共有や商品の相互供給などにより相乗効果を発揮する目的だったが、思ったような成果が上がらなかったようだ。

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