【ゲンキー】 営業益は約2.1倍の19億円、今期は30店舗出店へ
ドラッグストアのゲンキー(福井県)が発表した2014年6月期の連結業績は、売上高が前期比6.0%増の579億円、営業利益が約2.1倍の19億円となった。
全店売上高が6.0%増と好調だったことに加えて、原価改善によって粗利益率が1.2ポイント向上して20.9%となったことが利益を押し上げた。また、店舗作業の省力化を進めて人件費を中心に経費率が低下したことも奏功した。
営業利益は期初予想を4億5000万円ほど上回った。しかし、売上高については、新規出店が12店舗の計画に対して5店舗が次期以降に延期となったことから、期初予想を約10億円下回った。
15年6月期については、新規出店数を30店舗に一気に引き上げる計画。通期業績予想は売上高が13.0%増の655億円、営業利益は26.2%増の24億円を見込む。