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【カスミ】 3~11月期は20%の営業減益、販管費増を補えず

 食品スーパー大手のカスミ(茨城県つくば市)が発表した2013年3~11月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比0.9%増の1719億円、営業利益が20.0%減の35億円だった。

 5店舗の新設効果で売上高は微増となったものの、出店や改装に伴う販売管理費の増加を補えなかった。価格競争の激化で粗利益率が悪化したことも響いた。ただ、3~8月期の30.4%の営業減益に比べて、落ち込み幅は縮まった。

 同社は3~8月期決算を発表した昨年9月末時点で14年2月期通期の営業利益予想を68億円(前期比3.7%増)から49億円(25.2%減)に引き下げたが、今回は据え置いた。