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【ニトリHD】円高効果で17%の営業増益、3~8月期

 家具専門店大手のニトリホールディングスが発表した2012年3~8月期の連結業績は売上高が前年同期比6.8%増の1700億円、営業利益が17.4%増の303億円と増収増益だった。

 同社は売上高の大半を占めるプライベートブランド商品を海外で生産しているが、円高効果で海外輸入品の調達コストが下がり、粗利益率が改善したことが2ケタの営業増益につながった。

 店舗については期間中に11店舗を新設(4店舗を閉鎖)し、店舗数は265店となった。このほか台湾でも3店舗を新設、海外での店舗数は13店となった。同社は13年秋に米国で1号店を出店する計画で、5月にはカリフォルニア州に現地法人を設立している。

 なお、13年2月期通期の業績予想に変更はなく、売上高3600億円(8.8%増)、営業利益632億円(9.1%増)を見込んでいる。