【ユニー】持ち株会社移行後、事業会社ユニーの社長に佐古常務が昇格
サークルKサンクスを完全子会社化し来年2月21日に持ち株会社制に移行するユニーは4月9日、総合スーパー「アピタ」や食品スーパー「ピアゴ」の運営を継承する事業会社ユニーの新社長に現・常務取締役常務執行役員営業統括本部長兼関連事業本部長の佐古則男氏(54歳)が就任する人事を発表した。
持ち株会社ユニーグループ・ホールディングスの代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)には現・ユニー社長の前村哲路氏(62歳)が、代表取締役社長兼最高執行責任者(COO)には現・サークルKサンクス社長の中村元彦氏(52歳)が就任することがすでに決まっている。
佐古氏は1980年にユニー入社、経営政策室長などを経て2008年5月に取締役就任、10年2月に営業統括本部長に就任した。現在、ユニーの取締役の中では最も若い。佐古氏は5月17日開催の株主総会後、専務取締役に昇格する予定。
なお、ユニーが同日発表した2013年2月期連結業績の見通しは、売上高に当たる営業収益が前期比2.1%減の1兆570億円、営業利益が3.2%増の454億円、純利益が350.5%増の375億円。サークルKサンクスの完全子会社化に伴い負ののれん発生益を計上することから純利益が大幅に伸びる。