イズミは4月9日、2013年2月期の連結営業利益が前期比15.4%増の280億円となり、08年2月期以来、5年ぶりに過去最高を更新しそうだと発表した。
昨年11月にオープンした大型ショッピングセンター(SC)「ゆめタウン徳島」(徳島県藍住町、店舗面積約4万平方メートル)がフル稼働することなどから売上高に当たる営業収益が4.0%伸びて5360億円となるほか、既存店も0.3%増と前期実績を上回ると予想する。業務効率化によるコスト削減効果なども出て、2期連続の2ケタ増益を見込む。
店舗については山口県山陽小野田市にある既存SC「おのだサンパーク」の核テナントとして総合スーパー業態の「ゆめタウン小野田」(店舗面積約8000平方メートル)を出店、北九州市には小商圏型の新業態「ゆめマート小倉東」(店舗面積約2700平方メートル)を出す。
なお、同日発表した12年2月期の連結業績は、営業収益が2.7%増の5158億円、営業利益が11.3%増の242億円だった。