【ユニクロ】復興応援で被災地に仮設店舗設置のほか、NGOに資金提供
ファーストリテイリングは２月28日、「ユニクロ 復興応援プロジェクト」を立ち上げて東日本大震災の被災地支援活動を展開すると発表した。
具体的には、３月９日に宮城県気仙沼市と岩手県釜石市で仮設店舗を開設する。両市にはこれまでユニクロの店舗がなかった。また、震災後閉鎖していた福島県南相馬市の「ユニクロ原町店」の営業を同日再開する。店舗の新設あるいは営業再開によって被災地に雇用の場を提供する。
また、被災者の自立支援や雇用創出などに取り組むNGO（非政府組織）５団体を今後３年間に渡って資金的に援助する。１団体当たり年間2000万円、合計３億円の資金を提供する。団体はＪＥＮ、国際ボランティアセンター山形、東北共益投資基金などで、ユニクロなどファーストリテイリンググループの社員を各NGOに派遣してボランティア活動を実施することも予定する。
