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〔海外決算〕米ターゲット、2~4月は利益半減=輸送コスト上昇、想定より厳しく

ターゲットの外観
米小売り大手ターゲットが18日発表した2022年2~4月期決算は、売上高が前年同期比4%増の251億7000万ドル、純利益が52%減の10億0900万ドル。

 米小売り大手ターゲットが18日発表した2022年2~4月期決算は、売上高が前年同期比4%増の251億7000万ドル、純利益が52%減の10億0900万ドル。調整後の1株当たり利益は2.19ドルと、市場予想の3.07ドルを下回った。

 既存店売上高は3.4%増。食品や日用品などが伸びたが、嗜好(しこう)品は想定を下回った。減益要因について「貨物輸送の状況とコストの上昇が想定よりずっと厳しかった」と指摘。23年1月通期の輸送コストは3カ月前の想定と比べ現時点で10億ドル増加する見通しになっていると説明した。

 ◇ターゲット(TGT)決算の概要
       22年2~4月期     市場予想     前年同期
売上高      25,170   24,490   24,197
純利益       1,009    1,463    2,097
1株利益       2.19     3.07     3.69

(注)売上高と純利益の単位は100万ドル、1株利益は調整後、ドル。市場予想はリフィニティブ調べ(ニューヨーク時事)