セブン＆アイ・ホールディングス傘下の食品スーパー、ヨークマートは11月から、買い物精算時にレジ袋を辞退した客に対して買い物金額から２円を割り引きするサービスを開始、順次、全店に広げていく。同サービスの導入によって、レジ袋の大幅削減を目指す。
同社は昨年７月、埼玉県のレジ袋削減モデル地域である川口市および５つの市民団体と、レジ袋の大幅削減に向けた協定を締結、昨年11月10日から川口市内の３店舗（柳崎店、芝前川店、フードセントラルララガーデン川口店）でレジ袋の無料配布中止（有料化）を行ってきたが、有料化は取りやめる。その代わりに、全店で２円引きのサービスを導入することで、企業全体としてレジ袋削減の取り組みを強化する方針。
川口市では11月９日現在、ジャスコ川口店、イトーヨーカドー川口店、ヤオコー川口本町店など市内８店舗でレジ袋有料化の取り組みが続けられている。