【ニトリ】第1四半期の営業利益は24.8%増、円高追い風に
家具専門店大手のニトリが発表した2011年2月期第1四半期(10年3~5月)の連結業績は、売上高が前年同期比11.8%増の857億円、営業利益が24.8%増の171億円と好調だった。値下げ宣言第8弾として2月27日から400品目を15~40%追加値下げしたことで客数が大幅アップ、売上増に結びついた。同社はアジアからの開発輸入商品が大半を占めており、円高基調で粗利益率が改善したことも利益を押し上げる要因となった。純利益は10.3%増の97億円だった。
11年2月期通期では売上高3158億円(前期比10.3%増)、営業利益493億円(6.1%増)、純利益288億円(20.8%増)を見込んでいる。