イズミが発表した2011年2月期連結業績は、既存店売上高は0.4%の微減だったものの、ディスカウント業態の「DSイズミうきは店」(福岡県うきは市)と「DSイズミ津山店」(岡山県津山市)を新設した効果で、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は前期比2%増の5023億円となった。店舗賃貸部門の売上高が4%増の1620億円となったことも増収に貢献した。
一方、大型ショッピングセンター(SC)の新設がなかったことで減価償却費が減ったことなどから販売管理費が14億円減り、営業利益は7%増の217億円を確保した。
今期は大型SCの出店を再開、下期に徳島県初進出となる「ゆめタウン徳島」(藍住町、店舗面積約4万平方メートル)をオープンする。業績については、営業収益が5100億円(1.5%増)、営業利益は2.8%増の224億円を見込む。営業利益は2.8%増の224億円を見込む。