【西松屋チェーン】第1四半期は減収増益、粗利益率が改善
ベビー・子供服専門店大手の西松屋チェーンが発表した2011年2月期第1四半期(3~5月)の業績(非連結)は、13店舗を新設したものの既存店が7.6%の減収となり、売上高は294億円と前年同期と比べて1.3%落ち込んだ。だが、在庫管理精度の向上と冬物衣料の値下げロス削減で粗利益率が約2.1%改善、営業利益は1.5%伸びて23億円となった。純利益は前年同期並みの13億円だった。
同社は売場面積300坪(約1000平方メートル)の大型店の新設を強化している。第1四半期末での店舗数は718店となっている。
11年2月期通期の業績は、売上高1249億円(前期比6.1%増)、営業利益100億円(10.2%増)、純利益57億円(8.2%増)を見込む。