セブン&アイ・ホールディングスの株主である米投資ファンドのバリューアクト・キャピタルが、今月26日のセブン&アイ定時株主総会に提出される取締役選任案に賛成する意向を示していることが6日、分かった。
選任案はセブン&アイが先月7日に公表。経営の監督機能の強化に向けて取締役の過半を社外取締役にする内容で、バリューアクトによる以前からの要求に沿うものだった。
バリューアクトは、セブン&アイが示した百貨店子会社「そごう・西武」の売却方針も評価。一方で、コンビニエンスストアの「セブン―イレブン」に経営資源を集中すべきだとの考えを維持している。