三井不動産、倉敷チボリ公園跡にアウトレット、ヨーカ堂と一体開発

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 三井不動産は1月27日、岡山県倉敷市の倉敷チボリ公園跡地に今年冬開業予定の「三井アウトレットパーク倉敷」の開発工事に着工した。同公園跡にはイトーヨーカ堂も大型ショッピングセンター(SC)を同時期に開業予定で、両商業施設は連絡歩道橋で結ばれる。倉敷駅北口に直結した大型商業施設として広域からの集客が見込まれる。倉敷市への届け出では、両商業施設を合わせた店舗面積は3万8000平方メートルとなっている。

 倉敷市内には「イオンモール倉敷」があるが、倉敷駅北口での新SC開業に対抗して大規模な改装を実施し、店舗面積を現在の約5万2000平方メートルから約5万9000平方メートルに拡張する計画だ。

 三井アウトレットパーク倉敷の敷地面積は約6万6000平方メートル、店舗面積は約2万平方メートルで、ファッションやアクセサリー、スポーツ用品などのアウトレット店約110店舗が出店する予定。中国・四国地方では最大級のアウトレットSCとなる。

 三井不動産は現在、大阪市東部の鶴見緑地近くや千葉市幕張地区などで10ヵ所のアウトレットSCを運営、来年春には千葉県木更津市でも新規開業する予定だ。

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