ケーヨーは、2018年8月に公表した「2022 年を最終年度とする中期経営計画」について、見直しをすると発表した。それによると、売上高の目標1170億円を1000億円に下方修正、営業利益率の目標を5.0%から6.0%(営業利益額60億円)に引き上げた。
これまでDCM棚割導入改装に注力し、21年度末までに計102 店舗の全面改装を行い、 合わせて収益改善の見込めない不採算店の閉鎖も進めてきた。結果、荒利益率の改善と経費構造の抜本的な見直しと、閉店数が当初計画以上となったため、売上高の目標を下げると同時に営業利益率の目標値を上げた。
22年2月期決算は、売上高1020億円(前年同期比10.0%減)、営業利益47億円(2.9%減・営業利益率4.7%)だった。
なお、5月24日付けで實川浩司代表取締役専務が代表取締役社長に就任する。實川氏は1984年にケーヨーに入社。17年には代表権のある専務取締役として社長室長兼コンプライアンス担当となり、18年には営業本部長に就任している。
現社長の醍醐茂夫氏は退任する。