東急不動産やヨーカ堂など、札幌・すすきの駅前の複合開発、23年秋開業
東急不動産と竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデン(札幌市)の5社は3月17日、札幌市中央区のススキノラフィラ跡地で開発を進める「札幌すすきの駅前複合開発計画(仮称)」の施設コンセプトを発表した。また、複合商業ゾーンのテナント募集を開始、4月8日と9日に出店者募集説明会を開く。
施設コンセプトは、「札幌の街に『あそびば』を〜昼も眠らない街ススキノへ〜」とした。札幌を生活圏とする人々をメインターゲットに、市民に日常的に利用される施設としての認知を図り、札幌を訪れた観光客も遊びに来たくなる施設を目指す。
建物は地下2階・地上18階建てで、地下2階から地上4階が複合商業ゾーン、5〜7階はシネマコンプレックス(TOHOシネマズ)、7〜18階は東急ホテルズが運営するホテルが入る。開業は2023年秋を予定する。
複合商業ゾーンの地下2階にはイトーヨーカ堂が運営する食品スーパー、地上1階にはアインファーマシーズが運営するコスメ&ドラッグストアが出店する。地下1階のマルシェでは、北海道産の良質な食材をはじめとする幅広い品揃えにより、札幌市民や近隣飲食店のニーズに応える。
■施設概要
所在地 | 札幌市中央区南4条西4丁目1番1 |
用途 | 店舗・シネマコンプレックス・ホテルなど |
敷地面積 | 5157㎡ |
延床面積 | 約5万3378㎡ |
階数 | 地下2階地上18階(高さ約78m) |
竣工・開業 | 2023年秋(予定) |