[コメリ]4~9月、工具・建築資材堅調で増収増益
コメリの2019年3月期第2四半期(4~9月)決算は、売上高にあたる営業収益1800億円(前年同期比2.3%増)、営業利益122億円(8.2%増)となった。
期中にパワー(PW)業態を4店舗、HC業態を2店舗、HG業態を3店舗出店。閉店をHG5店舗、アテーナ1店舗を実施した結果。期末店舗数は、PW57店舗、HC165店舗、HG959店舗、AT8店舗、合計で1189店舗となった。
5月の天候不順による園芸用品の落ち込み、7月の豪雨による40店舗の一時的な営業休止、8月の酷暑による来店客数の減少、9月に発生した北海道胆振東部地震による出店地域の停電など、厳しい状況が続いた。
そうしたなかで、開発商品の導入やEDLP政策を推進したことで、工具や建築資材などの販売が堅調に推移し、売上全体をけん引した。また、既存店の活性化として取り組んだ店舗改装の効果が売上高の下支えとなり、グループの既存店売上高は、前年並みに推移した。
通期は営業収益3580億円(4.7%増)、営業利益187億円(10.2%増)、経常利益188億円(10.0%増)、当期利益117億円(7.3%増)の見通し。