【ジョイフル本田】ガソリン、灯油価格下落で第2四半期は減収も、収益は改善
ジョイフル本田の2016年6月期第2四半期決算は、売上高799億円(前年同期比2.6%減)、営業利益42億円(17.4%増)、と減収増益となった。
大幅に価格が下落したガソリン・灯油の影響で同部門の売上高は約25%の減収となったが、ガソリン・灯油を除く売上高は0.7%増と増収に転じ、減収トレンドに歯止めがかかっているとしている。また、売上総利益率も25.2%と前年同期実績から0.8ポイント改善したことから、増益となった。
期中の主な取り組みとして、15年7月にガーデンセンター瑞穂店に農産物直売所を開設し、農家など生産者と連携して農産物を消費者に提供する取り組みを始めたほか、ホームセンター宇都宮店に専門売場、塗料館を新設し、プロ需要にも広く応えられる売場を目指した。
9月にペットセンター古河店に動物病院を開設してペット部門の拡充を図り12月にはホームセンター市原店の生活館売場の増床やテント通路の新設などエリア内の整備を行った。
通期は、売上高1638億円(0.9%増)、営業利益73億円(7.5%増)を見込む。