中国百度、第1四半期は25%増収 AIやクラウド事業が寄与
[18日 ロイター] – 中国のインターネット検索大手百度(バイドゥ)が18日に発表した第1・四半期(1─3月)決算は、総収入がアナリスト予想を上回った。中核事業の検索での競争を回避しクラウドや人工知能(AI)のサービスに注力したことが奏功した。
百度はクラウドサービスやAI、自動運転などの分野に参入し収入源を多様化させている。
総収入は25%増の281億3000万元(43億8000万ドル)。リフィニティブのIBESデータによるアナリストの平均予想の272億5000万元を上回った。
非広告収入が70%増加するとともに、傘下のストリーミングサービス、iQiyi(愛奇芸)の広告収入が25%増加した。中国版ネットフリックスと呼ばれるiQiyiの会員は、オリジナル作品を増やした効果で360万人増え1億0530万人となった。
特別項目を除外した利益は1ADS(米預託証券)当たり12.38元でアナリスト予想の10.75元を上回った。