ビザ、暗号資産による決済に向け準備

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3月29日、クレジットカード大手ビザは、暗号資産(仮想通貨)の一種で米ドルに連動するステーブルコインの「USDコイン(USDC)」による決済を認める方針を表明した。写真はビザのロゴ。ローマで2016年5月撮影(2021年 ロイター/Alessandro Bianchi)

[29日 ロイター] – クレジットカード大手ビザは29日、暗号資産(仮想通貨)の一種で米ドルに連動するステーブルコインの「USDコイン(USDC)」による決済を認める方針を表明した。

ビザは、仮想通貨決済プラットフォーム、クリプト・ドット・コムで試験運用をしており、今年中により多くのパートナーにこの選択肢を提供する計画だと説明した。

同業のマスターカードや、銀行BNYメロン、投資会社ブラックロックなどもデジタルコインを支持しており、暗号資産が投資対象として定着するとの見方もでている。

ビザの暗号資産部門の責任者は「世界中の消費者の間でデジタル通貨にアクセスしたり保有・使用を望む声が高まっている」と述べた。

ビザによると、デジタル資産銀行のアンカレッジと提携し、今月、クリプト・ドット・コム上でUSDCを使った初の決済を行った。

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