米アルバートソンズ、すしネタの魚を持続可能な調達に100%切り替え

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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アルバートソンズ外観
2022年までにすしネタを持続可能な調達に切り替える目標を18年に発表していたが、約1年半前倒しで目標を達成した。 SweetBabeeJay/i-stock

 米スーパーマーケット大手のアルバートソンズは、店舗で販売しているすしの材料として使用しているシーフードを、同社独自の持続可能な調達基準である「レスポンシブル・シーフード・ポリシー」に適合したものに全て切り替えた。

 同社は2022年までにすしネタを持続可能な調達に切り替える目標を18年に発表していたが、約1年半前倒しで目標を達成した。

 すしネタとして使用しているサーモンとツナ、エビ、模造カニ肉について、モントレーベイ水族館(カリフォルニア州)による格付け「シーフード・ウォッチ」で、「グリーン」(3段階評価で最上位)または「イエロー」(上から2番目の評価)に該当するもの、または同等の環境基準に該当するものに切り替えた。

 シーフード・ウォッチは、資源量や漁場の管理状況、漁獲方法の環境配慮度合いなどを基準として格付けを行っている。

 IUCN(国際自然保護連合)が絶滅の恐れが高い種として「レッドリスト」に掲載しているウナギについては、アルバートソンズは持続可能な供給源が利用可能になるまで使用しないとして、19年からすしネタとしての使用を取りやめている。

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