大和ハウス工業など、大阪・淀屋橋駅西地区再開発ビルの名称を「淀屋橋ゲートタワー」に決定


淀屋橋ゲートタワー
(画像)大和ハウス工業・ニュースリリースより

 淀屋橋駅西地区市街地再開発組合と、その参加組合員である大和ハウス工業(大阪府)、住友商事(東京都)、関電不動産開発(大阪府)は「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」で整備する建物名称を「淀屋橋ゲートタワー」に決定したことを7月30日に発表した。開業は2026年を予定している。

 同事業は、市街地再開発事業により敷地および建物を共同化し、オフィス主体の大型複合ビルを整備するものである。御堂筋の玄関口で中之島に隣接する大阪随一のロケーションを活かし、開発区域内および大川町公園など水辺豊かなオープンスペースを創出することで、大阪・淀屋橋エリアの再生と成長、にぎわいと潤いのあるまちづくりに貢献する。

 また、国際的な環境性能評価システムであるLEED認証(Goldレベル)の取得を見込むなど脱炭素社会の実現に向けた省エネルギーおよび低炭素化に積極的に取り組む。

 敷地内には、「TSUTAYA BOOKSTORE」や「蔦屋書店」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(神奈川県)と、オフィス空間づくりを提案するプラス(東京都)が連携し、淀屋橋ゲートタワーの11階に600㎡を超える関西最大規模の「SHARE LOUNGE 淀屋橋with PLUS(仮称)」をオープンする予定だ。

 御堂筋に面した基壇部屋上には、一般の利用者も使用できる屋上庭園を整備する。御堂筋沿道街区は地区計画に基づき、高さ50mの基壇部を設けることで壁面の揃った景観を創出しており、その屋上空間を眺望テラスとして整備することで、オフィスワーカーのサードプレイスとしての利用や都市景観および水辺景観を臨む魅力的な屋外空間となる見込みである。

【計画概要】
事業名称:淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業
施行者:淀屋橋駅西地区市街地再開発組合
所在地:大阪市中央区北浜4丁目104番(地番)
アクセス:大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋駅」・京阪本線「淀屋橋駅」地下直結
施行地区面積:約1.7ha
敷地面積:約7,206㎡
延床面積:約132,330㎡
主要用途:事務所、店舗、駐車場等
階数/建物高さ:地上29階・地下2階/約135m
設計/施工:都市計画・事業コンサルタント・設計・監理:株式会社日建設計、施工:株式会社大林組

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