Genky DrugStores、本決算は増収増益で好調持続

Genky DrugStores(福井県)が7月29日に発表した2025年6月期決算(連結2024年6月21日~2025年6月20日)は、売上高が前期比8.6%増の2,007億8,600万円、営業利益が7.1%増の96億5,800万円、経常利益が6.8%増の98億9,900万円、当期純利益が11.7%増の70億6,600万円となり、前期に続き好調な決算となった。
連結財政状態については、総資産が133億8,700万円増の1,273億2,600万円、純資産が67億4,700万円増の534億2,800万円、自己資本比率は0.9ポイント改善して41.8%に高めた。
会計年度は、「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、集中出店で地域シェアを高めるドミナントエリア構築に邁進。新規出退店については、「R店」を愛知県に21店舗、福井県12店舗、滋賀県10店舗、石川県6店舗、岐阜県5店舗の計54店舗を新規出店。
また、「大型店」を7店舗閉店し、1店舗を「R店」へ改装。年度末における店舗数は、「R店」441店舗、「大型店」39店舗の計480店舗に拡大した。
業態別の売上高では、「R店」が13.8%増の1,698億9,900万円、「大型店」が13.4%減の306億800万円、「その他」が0.5%増の2億7,900万円となり、「R店」が大幅に売上高を伸ばした。
また、商品別の売上状況では、構成比で7割を超え70.4%となった「食品」が10.7%増の1,413億8,500万円、「雑貨」235億2,600万円(3.4%増)、「化粧品」188億1,000万円(6.2%増)、「医薬品」156億1,400万円(2.2%増)、「その他」14億4,900万円(8.1%増)となり、「食品」が売上高の伸長を牽引した。
連結ベースの売上原価は126億5,700万円増加したが、売上高はそれを上回る159億2,600万円増となり、売上総利益は前期に比べて32億6,900万円増加。一方、販管費は26億2,600万円増にとどまり、営業利益は前期より6億4,300万円増加した。
2026年6月期の連結業績については、売上高で10.5%増の2,218億4,000万円、営業利益で8.7%増の105億円、経常利益で8.1%増の107億円を見込み、引き続き増収増益決算を計画した。






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